今週のメイン~有馬記念、ホープフルS
逃げ・先行馬が揃って道中はハイペース、この流れについていって、なおかつ上位に来るにはスピードに対応できるかどうかがポイントで、印上位にした◎クラレント、○ロサギガンティア、▲オリービンたちには辛い流れになりました。
いつもの1400m巧者たちの差し決着のためには前がバテる必要があるのですが、ハイペースを追走して差せる△リアルインパクトやコパノリチャードはバテない以上、印上位の馬たちには出番はありませんね。
その代わりというわけではないのですが、その前に行われた10Rの妙見山特別で単勝と点数を絞った馬連が当たったので負けは回避できたのが不幸中の幸いでした。
いよいよやってきた有馬記念、そして今年からG2に昇格、扱いとしてはG1と同等で2歳馬中距離路線の頂上決戦となるホープフルSの2レースをもって2014年の中央競馬締めくくりとなります。
今年はJRAのキャンペーンで29日に行われる地方統一G1の東京大賞典とタイアップした企画がある通り、地方競馬も含めればまだまだ2014年の競馬は残っているわけですが、やはりグランプリはしっかり的中させておきたいものです。
真にJRAの競馬を締めくくる阪神メインのオープン特別、2014ファイナルSの予想も含めて3レースの予想をお届けします。
なお、中山競馬場はメインレース・有馬記念は10R、準メインのホープフルSは9R、阪神メインの2014ファイナルSは最終レースの12Rになります。
馬券購入の際には十分ご注意ください。
※注-最初の記事更新時に予想記事内のトゥザワールドの兄がルーラーシップになっておりました。
大変失礼しました。
読書の方の指摘に基づいて修正いたしました。
有馬記念(中山・G1・芝2500m)
◎ゴールドシップ
○エピファネイア
▲トーセンラー
△ラストインパクト
△ジャスタウェイ
△ジェンティルドンナ
△ワンアンドオンリー
一年を締めくくるグランプリとして久々に豪華なメンバーが揃いました。
ヴィクトリアマイル、ダービー、ドバイシーマクラシック、エリ女、春天、JC、宝塚記念、安田記念とG1馬がずらりと馬柱に並んだグランプリ、とてもうれしいですね。
その分予想は大変ですが…。
有馬記念が行われるのはご存じの通り芝2500m、ジャパンカップとは100mしか違いませんが、コース形態の違いからか求められる適性は数字の見た目よりも長いモノです。
そしてコース適性がモノを言うことの多い中山コースでもあり、好走実績が欲しいのと、消耗度にも気を付けたいですね。
秋のG1戦線は古馬であればステップレース→天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念と順調に使ってくるとココが4戦目になりますが、全てのレースで勝ちに行って相応に好走してくると4戦目では疲労度が大きくなるようで、ここまで有馬記念の連対馬の多くは有馬記念が2~3戦目になっているケースが多いようです。
こうなってくると苦しいのは3歳馬の△ワンアンドオンリー、ここ2走は高速決着&外枠、適性以上にパワーを要する馬場
と敗因がはっきりしているとも考えられますが、どこまで巻き返しが効くのか、難しい感じがします。
有力馬がこぞって外枠に行ってしまった中で一番それなりに走りそうなのは◎ゴールドシップで、相手が弱かったとは言え、札幌記念では3着以下に力通りの着差をつけての2着でした。
昨年の有馬記念では今回と同じく外枠からのレースで2着のウインバリアシオンから0.2秒差というのが厳しい数字にはなりますが、当時のウインバリアシオンはほぼピークにあった状態でしたから、これを超える馬もそうそういないでしょう。
連軸として無様なレースはしないと思います。
騎乗に注文が付くものの、昨年のウインバリアシオンみたく早めに抜け出していくレースができそうなのは○エピファネイア、あと内枠からレースができる▲トーセンラー、△ラストインパクトの3頭で、さっき書いたように後ろから飛んでくる馬が届くかどうかという見立てですので、これらのボックス馬券は押さえておくと美味しいかもしれませんね。
△ジャスタウェイはジャパンカップの時に「2400mは少し長い」と書きましたが、さらに長めの適性を求められる訳ですし、それに今回は外枠ですから限りなく消しに近いのですが、一応押さえは必要かと。
予想オッズではもう少し人気の低かった△ジェンティルドンナですが、さすがに前売りが始まるとさすがに名前で売れてくるようで結局は4番人気、こちらは前走の4着が底力のもので、今回は適性外の非根幹距離になるわけですから、こちらも正直消しなのですが、好位からレースができる分展開利はあるかもしれません。
同じ牝馬なら同様に内枠に入ったラキシスの方がまだ怖いのですが、こちらは一線級の牡馬相手に55kgを背負ってのレースは楽ではないでしょう。
キルトクールはトゥザワールド、トゥザグローリーの弟ということで注目を集めていますが、この馬の場合は相手はともかく青葉賞2着で距離実績があって、3歳出走時点で既に古馬相手に重賞を勝っていた訳で、この馬が兄を超えているとは到底思えず…。
※注-最初の記事更新時に兄がルーラーシップになっておりました。
大変失礼しました。
読書の方の指摘に基づいて修正いたしました。
≪買い目≫
馬連
14-1,3,4,7,13,15
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ホープフルステークス(中山・G2・芝2000m)
◎ソールインパクト
○シャイニングレイ
▲レトロロック
△エニグマバリエート
△ティルナノーグ
△ブラックバゴ
昨年まではオープン特別として行われていたレース、その中身を見てみるとここ最近は波乱傾向が強くなっているようですね。
もちろん今年からG2になっているので、出走馬のレベルも上がっているでしょうから傾向が変わるかもしれないのですが、予想をしていく内に有力馬が信用できなくなってきた、というのが正直な気持ちです。
ここまで2歳重賞はいくつか行われてきましたが、その多くはコースの広い競馬場でのもので、しかも少頭数のレースがほとんど、今回は小回りの中山競馬場で17頭立てですから今までの2歳重賞のレースとは違ったものになると思います。
また、ここまではバックストレッチからコーナーを回ってゴールという「U字型コース」だったのに対して「周回型」のコースになるわけですから、人気になっている少頭数の瞬発力勝負で勝ってきた馬には思わぬ落とし穴が待っている可能性もあります。
軸にしたいのは◎ソールインパクト、前走は東京スポーツ杯3着で勝ち馬とは0.1秒差、先週の朝日杯FSの時に「いちょうSができたことで東京スポーツ杯2歳Sがクラシック路線としての役割がおおきくなった」と書きましたが、その前提に立てばこの臨戦過程は一番信頼できるでしょう。
ただし、この馬の場合は他頭数のレースで勝ち上がってきていることは評価できるのですが、マイル戦で勝ち上がって前走が1800m戦の重賞で3着、今回は周回コースに適応できるかがポイントになりそうで、中山芝2000mがディープインパクト産駒が人気で信用できないことが示すように、勝ち切れるかどうか、というのが焦点になりそうです。
とはいえその他の出走馬、しかも人気馬については多くがディープインパクト産駒ですから、どれかが馬券に絡むだろうと考えた時にはこの馬が一番、近いのだろうとは思います。
未知の魅力を含めてという点で○シャイニングレイ、この馬もスローで勝ち上がってきた馬だけに信頼しづらい部分もありますが、完勝した内容を見るとアッサリがあっても驚けないだけに、こちらは印が必要だろうと判断しました。
一番惹かれているのは▲レトロロック、今回は外国人騎手への乗り替わり、あとこのレースがオープン特別で行われていた昨年までの傾向ではシンボリクリスエス=ロベルト系の血を持っていた馬が馬券に絡んでおり、今年は父、母父含めて該当するのはこの馬だけですから、この馬には注目しておきたいと思います。
他頭数で好走歴があり、時計のかかる芝は得意そうな△ブラックバゴに、△エニグマバリエート、あとディープインパクト産駒でも母父ミスプロ系でスタミナ寄りの香りのする△ティルナノーグまで印を回しておきましょう。
キルトクールはタンタアレグリア、小回りの芝2000m戦で出遅れ癖があるのは致命的、他頭数で出遅れて後方になると目も当てられず…。
≪買い目≫
馬連
3-2,7,8,10,15
----------------------------------
2014ファイナルステークス(阪神・OP・ダート1400m)
◎ナガラオリオン
○ナリタスーパーワン
▲シンボリエンパイア
△キョウワダッフィー
△デザートオアシス
△コーリンベリー
≪買い目≫
馬連
14-1,6,7,13,15

テーマ:中央競馬(JRA)予想 - ジャンル:ギャンブル
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