北京五輪アジア地区2次予選・第1戦香港戦
2次予選の初戦はホーム・国立競技場での香港戦です。
試合後のU-22反町監督のコメントに「収穫は勝った事」という言葉がありましたが、まさにそんな感じでしたね。
先取点は平山が相手キーパーがはじいたシュートを自ら押し込んだものでしたが、やはり随所に詰めの甘さが見えましたし、3トップの残りの二人、カレンや李も機能していませんでした。
中盤からは本田を中心に攻めの機能が果たしていて、前線にボールが出ていたのですが、前半は圧倒的に攻めながら1点で終わってしまいました。
こういうときは攻め疲れがどこかで出るものですが、後半に入って10~20分くらいは攻め疲れからか相手に攻め込まれるシーンが目立ちました。
後半13分にはGK松井のミスで失点寸前のピンチもあり、一歩間違えばホームで痛恨のドローというシーンが脳裏をよぎりました。
この事態を救ったのは中盤に入っていた梶山・水野の二人、後半21分に水野を起点にして最後は梶山が押し込んで2点目を奪いました。
これで落ち着いたのか、その後は危なげない試合展開に持ち込めたのですが、ロスタイムに相手ゴール前で3回こぼれ球を拾いながら、誰も決められないという詰めの甘さを露呈してしまったのには言葉を失ってしまいました。
3-0という数字が示すとおり、最低限の点は取れたのかもしれませんが、やはり少なくとも4-0の試合であったと思います。
決めるところで決めておかないと、2次予選は通過できても最終予選を突破するのは難しいでしょうね。
守備陣、中盤はとりあえず目処がついたものの、チームとしてどのように確実にゴールを決めるかが課題かなと思いました。
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