龍ぱぱログ

 龍ぱぱによる競馬ブログです。  週末の重賞予想を中心に競走馬や馬券術についても書いていきます。

仁川の桜吹雪に舞った名門の令嬢

 リニューアルしたコースで初めて行われた桜花賞、直線での一騎打ちを制したのは、チューリップ賞でウォッカの後塵を拝したダイワスカーレットでした。

 アマノチェリーランが他馬を制してハナに立ったのですが、アストンマーチャンが懸ってしまい、鞍上の抑えが利かないまま2番手を追走、その後ろにダイワスカーレット、カタマチボタン、ショウナンタレントらが続いて、全体としては落ち着いた流れでレースが進んでいきました。
 ウォッカは先団の直後でダイワスカーレットを見ながらの競馬で、それほど馬群がバラけることなくコーナーに差し掛かり、勝負は長くなった最後の直線に持ち込まれます。
 直線に入ろうかというところでウォッカが前を行くダイワスカーレットに競り掛けに行きますが、ダイワスカーレットはこれを突き放し独走態勢に入ります。
 ウォッカは競り掛けていったときに体がヨレてしまい、体勢を立て直して追いすがるものの、後ろは引き離せても前との差は詰まることなく、ダイワスカーレットがそのまま1着でゴール板を通過、3着には後方から猛然と追い込んだローブデコルテをハナ差押えて、カタマチボタンが粘りこみました。
 先着した上位3頭までが中団よりも前でレースを進めた馬たちで、4,5着に直線勝負に掛けた馬が入線、そして出走馬中上がり最速を計時したのは4着ローブデコルテと5着イクスキューズの2頭、ついで0.1秒差で勝馬ダイワスカーレットと2着のウォッカですから、上位2頭がどれだけ強いかが分かると思います。
 勝ったダイワスカーレットは、姉が2001年桜花賞3着馬ダイワルージュ、そして3歳時には皐月賞を勝ち、本格化した昨年はマイルCSと天皇賞(秋)のタイトルを獲ったダイワメジャーが兄という「スカーレット」の名に恥じない名門の令嬢、名作「風と共に去りぬ」から名付けられたその期待にしっかり応えました。
 ローテーションを見ると、2戦目で中京2歳Sを勝っており、近年このレースはクラシックにつながる重要なレースとして注目しているのですが、今年もしっかり本番に結びついてくれました。
 ウォッカは距離適性を考えるとオークスの舞台は厳しそうにも思えますが、そこは父がダービー馬のタニノギムレット、どこまで巻き返せるか、個人的にはこのあとのフローラSに期待したいところです。

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