TARGET frontier JV の移行
買い替えの際に待っている作業にデータの移行というのがあります。
メールデータの移し替えについては、Windows XP→VistaというOS自体が違うために厄介ではあったのですが、インターネットで探したところ様々な方法が紹介されていたこともあり、最終的に無事終了しました。
今回大変だったのが、競馬予想で使用している競馬データベースソフト「TARGET frontier JV」のデータ移行でした。
「TARGET frontier JV」は久根崎透氏による競馬データベースソフトです。
JRA-VANが提供しているDataLab.サービスに対応しているため簡単に詳細なデータベースを構築でき、競馬業界の関係者にも幅広く利用されています。
自身の予想印や買い目・収支、コメントの管理といった予想支援もでき、これを無くしてパソコン競馬は語れない、と言ってもよいくらいのものですが、予想印や収支などのユーザーが入力するデータがある以上、データ移行の重要性も相応のものと言ってよいでしょう。
久根崎氏のブログ「久根崎透の週刊競馬」にデータ移行に関する記事がありましたので、これを参考に移行作業を進めました。
手順は以下の通りです。
1.新しいパソコンに「TARGET frontier JV」をインストールする(起動はしない)。
2.古いパソコンから新しいパソコンに「TFJV」フォルダごとコピーする(ただし上書きではなく、別のフォルダorドライブにコピーする)。
3.コピーしてきた「TFJV」フォルダの中にある「TFJV.INI」ファイルを編集、上書き保存する。
4.新しくインストールした「TFJV」フォルダの中を削除し、コピーしてきた「TFJV」フォルダの中身に置き換える。
以上の手順を踏んだ後で「TARGET frontier JV」を起動すると、古いパソコンで使用していたデータをそのまま引き継いだ状態で使用することができました。
キーになるのはおそらく手順3.の「TFJV.INI」ファイルの編集でしょうが、編集するのは各種データファイルの参照先の設定部分です。
「TFJV.INI」ファイル自体はメモ帳をはじめとしたテキストエディタで編集が可能です。
編集内容についてはユーザーの使い方によるのですが、自分の場合はファイルの先頭部分にある「TARGET_ENV」内の「TargetDir」「EntdDir」「PmemDir」「TextOutDir」「TextInDir」「ExDataDir」「CheckUmaFile」「CheckKettoFile」の各項目でした。
簡単に言うと参照するファイルの存在するフォルダを指定しなおすのですが、新しいパソコンで「C:\」(Cドライブの直下)にインストールし、「TFJV」フォルダを古いパソコンの「C:\Program Files\」から新しいパソコンの「C:\」にコピーしたとすると、上記の「TARGET_ENV」内の「TargetDir」を
「TargetDir=c:\Program Files\TFJV\」 → 「TargetDir=c:\TFJV\」
と修正したわけです。
なお、以上はあくまで自分の場合の修正ですので、各自の環境においては各自の責任にて行うようよろしくお願いします。
この週末からは秋華賞、菊花賞、天皇賞(秋)とG1レースが続くわけで、それまでにデータ移行をなんとか間に合わせたかったので、無事移行ができ、起動してくれてよかったと思います。
コメント
コミュお知らせ
>十&一殿
単複王決定戦告知ありがとうございます。
この秋もよろしくお願いします。
JRA-VAN Data Lab.に対応したソフトであればRace Alertも結構、便利ですよ。
http://jra-van.jp/dlb/sft/lib/racealert.html
>くにみ様
TARGET fronteirの移行作業のお役に立てて良かったです。
また、ソフトウェアのご紹介ありがとうございます。
確かに自宅などパソコンに向かっていてPATで馬券を購入するようなシチュエーションでは役に立ちそうですね。
今後とも龍ぱぱログをよろしくお願いいたします。
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まずは今週の秋華賞からいってみましょう。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=47231053
参加お待ちしてます。コメント欄にて失礼しました。