今週のメイン～セントウルＳ、京成杯オータムＨ

　この週末も天気はぐずつき気味、秋らしいカラッとした天気にはほど遠い日が続いています。
　ちょうどこのブログを書いている窓の外でも時折雷鳴が聞こえていて、秋の長雨というよりは梅雨に近い感じすらします。
　来週からは３連休が２週続きますし何とかそれまでには天気の回復を願いたいものです。

　今週のメインはサマースプリントシリーズの最終戦、そしてスプリンターズＳへの最終ステップとなるセントウルＳ、サマーマイルシリーズの最終戦となる京成杯オータムハンデの２重賞です。



セントウルステークス（阪神・Ｇ２・芝１２００ｍ）

◎ハクサンムーン
○ロードカナロア
▲ローガンサファイア
△シュプリームギフト
△ドリームバレンチノ

　高松宮記念、安田記念とこの春の短距離Ｇ１を完全制覇した○ロードカナロアが秋のＧ１戦線に向けてここから始動します。
　世界の舞台で活躍してきた馬ですから休養明け初戦でも格好を付けるレースはしてくるものと思いますが、Ｇ１馬でも休養明けでここに臨んだ馬は成績が悪いこと、そして短距離戦では重斤量の影響が受けやすいことを考えると単勝１倍台の人気ほどの信用は置きづらいですねぇ…。
　メンバーを見渡すと先団に付けていく馬がいなさそうな感じ、多くは中団から後方で脚を溜める馬ですので、これなら◎ハクサンムーンが逃げ切る可能性も十分ありそうです。
　なんといってもこの春に行われた高松宮記念ではハナを切って直線半ばまで先頭を譲らなかったように、マイペースで逃げさせると渋太いのはこれまでの予想記事でも繰り返してきた通りで、軸としては最適ではないでしょうか。
　例年だとある程度持ち時計の裏付けを求められるこのレース、その点では走破時計の速かったレースでの好走歴があるのは心強い材料で、その点では前走北九州記念で上がり最速の４着だった▲ローガンサファイアは斤量に恵まれた３歳牝馬という点でも注目の１頭ですね。
　また土曜阪神のレースを見ていると、早い時計は出ているものの前に行った馬が止まっているレースがあり、見た目以上にパワーを要する馬場になっていることも考えられ、そうなると函館スプリントＳとキーンランドＣともに２着に飛び込んできた△シュプリームギフトも面白そうな１頭です。
　あとは昨年のスプリンターズＳ３着＆今春の高松宮記念２着の△ドリームバレンチノを一応押さえとしますが、休養明け初戦とはいえ前走の負け方は少し不満が残ります。
　キルトクールはウインドジャズ、近走掲示板外続きはなんとも…。

≪買い目≫
馬連
１３－４，５，８，９

-------------------------------------

京成杯オータムハンデ（中山・Ｇ３・芝１６００ｍ）

◎レオアクティブ
○ダノンシャーク
▲エクセラントカーヴ
△マルカボルト
△ワイズリー
△ルナ

　例年だと最も軽い馬場になる秋の中山開催ですが、今年はここしばらく天気が不安定なだけに昨年ほどの高速馬場ではなさそうな感じですね。
　ハンデ戦ということでまずトップハンデの馬を見てみると、この２年は馬券圏内を外していないのですが、人気になっているのであればあまり積極的に買いたくはありませんねぇ…。
　前走でマイル重賞路線を使ってきた馬は５頭、３歳馬のＮＨＫマイルＣを含めても７頭という低調なメンバーですので、安田記念３着という実績を考えれば○ダノンシャークは無視できない存在ですねぇ…。
　ＮＨＫマイルＣからの３歳馬は斤量差がありながらも不振の傾向、そして同じサマーマイルシリーズの関屋記念からの臨戦馬も好走馬であるほど不振で、逆に適度に敗れた馬の巻き返しの方が狙いが立つ傾向にあります。
　関屋記念３着馬の◎レオアクティブは昨年のこのレースの勝ち馬、マイネルモルゲンやマイネルスケルツィ、カンファーベストのようにかつてはリピーターを生んでいたこのレースだけに好走再びというシーンは十分期待できると思います。
　５着馬の△ワイズリーはマイルもこなせるもののベストは１４００ｍですのでこちらも押さえ程度、それよりは昇級戦ながらも３連勝の勢いがあり、前走の準オープン戦を好時計で勝ち上がった▲エクセラントカーヴの方を上位に採りたいですね。
　あとは中山コースに好走歴のある△ルナ、△マルカボルトに印を回しておきましょう。
　キルトクールはドリームバスケット、こちらも近走掲示板外続きですねぇ…。

≪買い目≫
馬連
６－４，５，７，８，１０